高度人材とは?

『高度人材』とは、専門的な技術や知識を持つ外国人労働者、あるいは経営・管理に携わる外国人労働者の総称であり、日本の経済成長・技術革新に寄与してくれる人材のことです。
高度人材であるかの審査はポイント制になっており、学歴・職歴・年収のランク毎にポイントが付与され、合計ポイントが基準以上であれば高度人材として認定されます。
高度人材として認定されれば、扶養家族として配偶者・子供も日本に入国できますが、子供については実子である必要は無く、養子でもOKです。
子供が小さい場合(7歳未満)、養育目的で両親を呼び寄せることが出来ますが、この両親は実の親である必要は無く、養親でもOKです。

更に本国で1年以上使用していた家事使用人も一緒に入国することが出来ます。
国家戦略特区法の改正案では、高度人材であるかの審査を入国してから半年後とする内容が含まれています。

ちなみに日本には外国人が単純労働を目的として入国する為のビザというものは存在しません。(但し留学生や定住者あるいは日本人と結婚した外国人配偶者が単純労働を行うことは、認められています)
現在日本で就業している外国人は、『技能実習生』という在留資格で働いているケースが多いのです。